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2022.01.31
体験談公的支援について保育園産後うつママ0歳1歳2歳3歳4歳5歳6歳

コロナで突然の登園自粛や休園! みんなどうする?!

一度は落ち着いたように見えた新型コロナウイルスの感染拡大ですが、昨年末オミクロン株が登場したことにより状況が一変。日本でも再び感染が拡大し、子どもへ感染するケースも増えてきました。子どものいるご家庭では、学校や保育園、幼稚園が登園自粛や突然の休園になり大変苦労していると思います。保育園に通う息子がいる私も、そんなママのひとりです。

そこで私が悩んだのは「自宅保育をすべきか?」ということ。子どもへの感染を防ぐためには、登園をさせずに自宅で子どもをみたほうがいいのではないか、と思わずにはいられません。しかし、私の場合は精神疾患があるため長期間子どもと自宅で過ごすことが難しいのです。

今回は病気や障害で保育園、幼稚園に預けているママがどうしているのかを考えていきたいと思います。

休園に対するSNSの反応は?

突然の休園や登園自粛要請を受けて、他のママはどう感じているのでしょうか?SNSの反応をみてみると、

休園からの登園自粛要請きた。 疾病理由で預けてる場合、我慢して自粛する人多いのかな。。 むしろ自粛できないよねって思った方がいいのか、、 1日で母は体調崩しそうなのだが…

明日から覚悟決めて登園自粛することにした。でも怖い。こんなこと言うべきじゃないし誰にも言えないんだけど本当に怖いのはコロナじゃない。息子と2人で過ごすことによるうつ病の悪化や希死念慮。疾病で預けてるけど働いていない後ろめたさもあるしもうさすがにこの状況で登園させられない。

頑張ってくださっている保育士さん。本当にありがとうございます。今は登園自粛出来ていますが、私に疾病がありもうそろそろ限界がきそうです。登園する事になったらごめんなさい。

という声が。

自宅保育をしたいと考えているけれど、やはり長期間自宅で子どもと過ごすことに不安を抱えている様子です。私も突然「明日から休園です」と言われたらパニックになると思います。病気や障害を抱えているママはどうしたらいいのでしょうか。

病気や障害で子どもを預けているママの現状

これは私の思い込みかもしれませんが、保育園というのは仕事をしているママのものという考えがあり、病気や障害で保育園に預けていることを後ろめたく感じることがあります。そのためか、登園自粛によってより悩んでしまう。そんな負の連鎖があるように思います。

病気や障害で預けているママはあまりワーママと自分を区別せず、必要だから保育園に預けていると考えてみてください。保育園の先生ともコミュニケーションをとってその時の体調や状況を伝えてみるというのも大切です。コロナ渦といえど、自身が療養中の身であることは忘れず、無理をしない方法を一緒に探っていきましょう!

周りに相談できる人はいますか?

都市部に引っ越してきて周りに親族がいないというママもたくさんいますよね。祖父母には頼れず、パートナーも仕事……そうなると自分しかいない!となりがちです。理解のあるパートナーであれば、相談してみるのもいいかもしれません。会社によっては休暇の取得やテレワークへの切り替えなども可能かもしれません。

厚生労働省では、『新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金』という制度が設けられていて、休園や休校などで保護者が仕事に行けない場合に企業が助成金を利用することで有給休暇を取得できる制度があります。こういった制度もあるので、一度パートナーの会社に相談してもらうのも一つの手だと思います。

家族やパートナーに頼れない場合も、お友達に相談をしたり、SNSなどを活用してひとりで抱え込まないようにしましょう。

担任の先生に相談してみよう

保育園が登園自粛や休園になってしまったらまずは保育園の先生に相談してみましょう。休園になってしまった場合は難しいですが、登園自粛の場合は先生の判断で登園できるかもしれません。「うちはだめだ」とは思わずに一度相談してみてはいかがでしょうか。

自分からは、病気や障害があると言い出しづらいと思います。でも普段から保育園や幼稚園の先生とコミュニケーションをとり、体調などを伝えるとより先生も判断しやすいはずです。

役所や保健師さんに相談しよう

直接園に伝えられない、先生の病気への理解が足りないなどの場合は役所や保健師に相談してみるのもいいでしょう。園との間に入って話をしてくれる場合もありますので、スムーズに話が進むかもしれません。

子育て支援センターの先生や病院のケースワーカーも話を聞いてくれますので、一度頼ってみてくださいね。

※対応は各自治体によって異なります

こんなときだからこそ絶対に無理はしない

いろいろ手を尽くしても、自宅保育しなくてはいけない時があると思います。そんな時は「絶対に無理をしない」でください。

登園自粛の場合は保育園に下記を提案してみましょう!

  • 自宅保育をしている途中で体調が悪くなった場合は預かって欲しい
  • 週3日だけでいいので預かって欲しい
  • 給食を食べ終えたら迎えに来るので預かって欲しい

など先生に伝えると先生の方から良い提案をもらえる可能性もあります。自身の状況に合わせて話し合いましょう。

休園してしまった場合は、預かり先がない状況になります。先程でも紹介したように『新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金』などを検討してみてください。

パートナーが休めない、テレワークもできない場合はママひとりで子どもと過ごすことになると思います。そうなったら家事は後回し! レトルト! 弁当! レンチン! とにかく手抜きをして、少しでも気持ちに余裕を持ちましょう。子どもがいたらなにもできなくて当たり前です!

これは最終手段ですが、児童相談所の一時保護という制度があります。子どもを傷つけてしまいそうだと思ったときは、相談してみてください。お互いに離れて回復するのは大切なことです。児童相談所は怖いところだと思うかもしれませんが、子どもを守るためにあるので怖がる必要はありません。お互いのために必要な場合は検討してみてくださいね。

まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大によりたくさんの人が苦労を強いられている状況です。感染してしまい自宅療養になる人、医療機関で働く方々、在宅で仕事をしながら育児をしているママなどたくさんの人が今大変な思いをしています。もちろん私たち、病気や障害で自宅療養しているママも。いつまで続くかわからない日々に気分もなかなか上向かないものですが、無理はせずママも子どももハッピーに過ごせるように周りに頼りましょう。

早くパンデミックが終息しますように。

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この記事を書いた
ライターWRITER

豆岡 ショカ

豆岡 ショカ

6歳男の子のママ。
産後うつとなり、その後精神疾患と診断。福祉系サービス、手当、支援、制度など当事者目線でお伝えしたいです。無痛分娩経験者。

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