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2022.03.23
体験談保育園5歳小学生6歳

これがリアルな小学校入学準備!【残り2ヵ月】〜ランドセルが届きました&入学説明会〜

こんにちは。今年の春に年長になった男の子のママです。

0歳から入園した保育園もラスト1年。今回は保育園最後の1年間をどのように過ごすか。卒園するまでの小学校入学準備について長期連載をすることになりました。わが家のドタバタが少しでも皆様の参考になれば幸いです。

1回目:4月〜5月の様子
2回目:土屋鞄製造所さんのランドセル体験レポート
3回目:ラン活最終章
4回目:就学前検診に行ってきました

今回はランドセルが届いた話と入学説明会について書いていきたいと思います。

ランドセルが届きました

3回目の記事で書きましたが、7月末に土屋鞄さんのランドセルに決めた我が家。そこから職人さんが手造りで作ってくださったランドセルが1月末に届きました。

丁寧に梱包されていて愛情を感じます。

ランドセルは本人希望で黒で裏地が水色です。シンプルでステキ!

実際に家で背負ってみるとついに息子も小学生になるんだなと実感します。息子はまだ実感がないようでランドセルを見てもワクワクしている様子もなく、まだまだ保育園のことを考えているほうが楽しいようです。ランドセルの置き場所などは次回書いていきます。

最後の発表会とお別れ遠足が中止!まん延防止中の保育園

全国的にオミクロン株のコロナが蔓延し、私達が住んでいる地域もまん延防止措置がとられました。それと同時に保育園は自治体の要請で登園自粛できる世帯は登園自粛に。育休中の世帯は園から登園を断れていました。我が家は私の障害のこともあり預かりが必要と判断され預けることに。

ただ、まん延防止がいつあけるかわからないので行事はすべて中止。お別れ遠足は保育園の最後の行事だったのでなくなったことは子ども達もショックが大きかったようです。

さらに最後の生活発表会は登園自粛をしている世帯がいて全員揃って劇の練習ができないと理由で中止になりました。

コロナ禍で3年目となる今年。

3年間でいろいろな行事がなくなりましたが、生活発表会が中止になったのは今年が初めて。さすがに堪えて仲の良い保育園ママ同士で泣きました……

なぜうちの子の学年で……

家で生活発表会の歌を歌っている子どもを見るのがつらくてつらくて……唯一の救いはずっと練習してきたメロディオンは卒園式の後に特別に披露する場を設けてもらえることぐらいで。でも劇は見たかった……(泣)

コロナ禍の入学説明会

例年通りなら1月に入学予定の小学校で入学説明会が実施されるのですが、コロナ禍で学用品の販売のみ。入学説明会の内容は冊子が渡されることになっていました。

しかし、その学用品販売も小学校でコロナ感染者が増え、学級閉鎖になり希望者はコロナが落ち着いた後に個別に学用品を購入することに。同じ保育園のママと相談して感染者が多い時期を避けて後日小学校に行くことにしました。

親が病気や障害者だと小学校へ伝えておきたい

それと同時に前々から考えていた、自分の障害のことを小学校に話すべきか。という点をまだ悩んでいました。

私は障害や服薬の影響で「できること」と「できないこと」に差があります。例えば、その日着る服や、食べるものなど簡単なことすら決められない日があるのです。見た目は健常者と変わらないので、できないことが理解されづらい辛さを抱えています。

保育園は厚生労働省管轄で福祉の場であると考えられており、保育園入園の経緯もあってか私の障害について、ある一定の配慮がされていました。

しかし、小学校が文部省管轄の教育機関であるためか、子どもに病気や障害があった場合、母子父子家庭、貧困世帯などは小学校へ申告する場が設けられていますが、親に障害がある。という点は学校に申告する機会がありません。私ができないことで子どもに不利益になるような、子どものせいではないのに学校で怒られたりすることを避けたい。

どうやって小学校へ伝えるべきか。前回も書きましたが、いきなり職員室で私のことを何も知らない先生と話すのはハードルが高く、また私ひとりでは伝えきれないこともあると思い誰か私のことを理解している人と一緒に学校へ伝える機会がないかと模索していました。

病院のケースワーカーさんが助けてくれた

しかし、時は既に2月。小学校入学まで2カ月しかありません。それまで役所などには何度か相談に行きましたが「学校と直接話しをしてください」と言われるのみで対応はしてもらえません。保健師さんも5歳で見守りが打ち切りなってしまい、公的機関に頼れる人がいなくなってしまいました。最終手段として、一か八か通院時に病院のケースワーカーさんに聞いてもらおうと診察後に部屋を訪れます。これでダメならそのまま入学するしかないと思っていました。

ケースワーカーさんは親身になって相談に乗ってくれました。そして役所の担当者を紹介してくれ、そこから小学校へ事情を説明してもらえることに。また、教育委員会の直轄部署も紹介してくれ、そこの担当者とも話をすることができたのです。

2月末に個別に話をする機会を設けられ、夫と共に小学校へ行きました。

思っていたより柔軟な小学校の対応

小学校では教務主任の先生と教頭先生、学童の先生と話をすることに。

事前に話をしてもらっていたので、スムーズに本題に入れました。話した内容は決まった担任に引き継ぎすると言ってもらえ、学童の見学もできました。就労していなくても学童は利用できると言われ一安心。疑問だった点や不安だったことを少し解消することができようやく入学のスタートラインに立った気分です。

息子の小学校では4月3週目まで給食なしの午前授業。

朝は集団登校ですが、帰りは慣れるまで担任の先生が途中まで送ってくれてそこまで親が迎えに行くことになっていました。

初日は6年生の班長さんが家まで迎えきてくれ集合場所(家から徒歩1分)へ連れてってくれるそうです。

1クラスは32人。今が8人なので、いきなり4倍のお友達の中で生活することになります。

不安だったPTAについても教頭先生からわが家の状況は説明してもらえることになりました。どのように配慮してもらえるか、現時点では分かりませんがひと安心です。教頭先生は繰り返し「いつでも何か困ったことがあれば連絡をください」とおっしゃりました。

保育園は一緒に育児をしていく力強い味方だと思って6年間やってきましたが、小学校では生徒の人数が多いし教育機関なので、一緒にというのは難しいのではないかと勝手に思っていました。

でも、教頭先生から「みんなで子どものことを見守っていきましょう」と言ってもらえたとき、私の不安な気持ちが少し晴れ気がします。実際に通学してみないとわかりませんが、小学校でも私たちの味方をしてくれる人がいることに安心しました。

いよいよ本格的な入学準備

これでやっといろんなものを買ったり名前付けをしたり本格的な入学準備をすることがきます。準備することは多くて逃げ出したい気分ではありますが(笑)その様子は次回書いていきたいと思います。

※小学校の対応は各小学校で異なります

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この記事を書いた
ライターWRITER

豆岡 ショカ

豆岡 ショカ

6歳男の子のママ。
産後うつとなり、その後精神疾患と診断。福祉系サービス、手当、支援、制度など当事者目線でお伝えしたいです。無痛分娩経験者。

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