産後うつは第一子出産後とは限らない。うつのママの中には、上のお子さんがいる方もいるでしょう。
春、保育園や幼稚園、小学校などでどうしても子どものお弁当が必要な機会があると思います。
うつ傾向のママは認知機能が低下するので、料理ができなくなったり、スーパーに行っても何を買えばいいのか分からなかったり、調理をしても味が分からなかったり、そもそも台所に立つのがしんどかったり……食事はなんとか出来合いでごまかせても、お弁当をどうしようか困っていたりしないでしょうか。
おばあちゃんやパパが代わりにお弁当を作ってくれるならそれが一番ですが、代わりに頼める人がいないときはどうすればいいか。菓子パンや買ってきたお弁当をそのまま持たせるのはかわいそう……。
そんなときは、
コンビニ食材を詰めるだけ
で、キチンとしたお弁当が作れます。
「コンビニ弁当を詰め替えるだけなんて!」と思わないで下さい。今回、ヒュッゲライフ香川代表のたまこがコンビニ食材を詰めるだけでどんなお弁当ができるのか実験してみました!
※今回はローソンの食材を利用しました
お弁当に詰めるものを買ってきた
●用意する食材
★主食
- おにぎり (海苔が直まきのものか、混ぜごはん系)
- 手巻き寿司
- そぼろご飯
- サンドイッチ
★おかず
- からあげクン
- 切れてる厚焼き玉子
- チーズちくわ
- ハム
★添え物
- プチトマト
- 塩ゆで枝豆
- チーズ
- カットフルーツ
さっそく詰めてみよう!
すべて調理済みやそのまま食べるもので、必要なカットもすでにされています。なので今回お弁当作りに包丁は3回しか使いません。
まずは、いきなりデザートから。
カップに入ったカットフルーツ。スイーツの冷蔵棚に陳列されています。こちらをそのままタッパーに移します。
ピックを刺して、デザートの出来上がり!
次は、【子どものお弁当 その1】
- おにぎり
- からあげクン
- 切れてる厚焼き玉子
- チーズちくわ
- プチトマト
を、使います。まず、おにぎりをお弁当に入れます。
おにぎりの隣の空いたところに大小のカップを1つずつ置きます。(おかずに緑が少ないので、カップは緑色にしました)
大カップにからあげクン、小カップに厚焼き玉子とプチトマト、空いた隙間にチーズちくわを半分に切って入れます。
ピックを刺して出来上がり!
続いて、【子どものお弁当 その2】
- 手巻き寿司
- からあげクン
- 切れてる厚焼き玉子
- チーズちくわ
- ハム
- プチトマト
- チーズ
を、使います。手巻き寿司は海苔を巻き、包丁で4等分します。
切った手巻き寿司を隅に詰め、カップを2つ置き、1つはおかず、1つは添え物を詰めます。隙間にハムを丸めて詰めれば完成!※ピックは刺し忘れました(汗)
【子どものお弁当 その3】
- サンドイッチ
- からあげクン
- プチトマト
- 塩ゆで枝豆
で、作りました。サンドイッチを包丁でそれぞれ2等分し、隙間にからあげクン、プチトマト、剥いた枝豆を入れて完成!
番外編【子どもというより大人のお弁当?】
- そぼろご飯
- からあげクン
- 切れてる厚焼き玉子
- チーズちくわ
- ハム
- 塩ゆで枝豆
- プチトマト・チーズ
主食以外は総動員です。まず、そぼろご飯をそのままお弁当箱に移し替えます。おかずスペースが空くように詰めます。
空いたところにカップを2つ追いて…
それぞれのカップに1つはおかず、1つは添え物を入れ、隙間を丸めたハムで埋めて完成!
全部で4つのお弁当と、デザートが1つできました! 調理いっさいなしで詰めるだけなので、全部作っても10分程度でできました。どうですか? これなら運動会も大丈夫じゃないかな?
パパに買い物を頼む時もコンビニは便利!
コンビニでなくてスーパーに行けば、さらにバリエーションは広がります。今回は、すべてママ自身でやらないといけない場合や、お買い物はパパに頼めるけど、詰めるのは自分しかできない場合を想定して、あえてコンビニにしました。
うつのママにとってスーパーマーケットはちょっと疲れる場所なのと、(広い、物がたくさんある、人が多い、音がうるさい)パパにお使いを頼むとき、コンビニの方がどの商品を買えばいいか分かりやすいのであえてコンビニを利用しました。
パパに食料品のおつかいを頼むと、「〇〇gと〇〇gのがあるけどどっち買えばいい?」「厚焼き玉子と出汁巻き玉子があるけどどっち買うの?」等と何度も質問の電話が掛かったきたり頼んでいたものと違うものを買ってきたり、お願いしたのに逆に疲れるなんてことありませんか?
コンビニ食材なら、商品画像をLINEで送信して、「これ買ってきて」と伝えればOK。パパも分からないことは画像を店員さんに見せればすぐ聞くことができるので、スムーズにおつかいを頼めるかなと思います。
子どもにとっては楽しみな行事が多いこの季節。この記事が少しでも、しんどいママのお役に立てば幸いです。